静岡発。ウォーキング情報

タン編探検隊が利用した電車の運賃

東海道本線・静岡から掛川経由、天浜線・都田
(1640円)

遠鉄バス・浜松大学東から浜松駅前(560円)
東海道本線・浜松から静岡(1280円) 180円)

今月のまんぽ計

スタート 天浜線・都田駅、
ゴール 遠鉄バス停・浜松大学東  18661歩 9.3キロ 371kcal (ポテトコロッケ1つ)

地図を見る 以前、浜松市博物館を見学したとき(’08年11月号)、
浜松市内に立派な古墳があることを知りました。
いつか行ってみてえ~とその場で叫びましたが、まさかその夢が叶うなんて(うっとり)。
都田川流域にある古墳を3つ訪ねる、よくばりウォーキングを計画しました。

写真1

1.天浜線  2.都田駅  3.4.見徳古墳は約7世紀に造られた直径12メートル高さ2メートルほどの円墳。浜松市の指定史跡  5.見徳古墳てっぺんの石像  6.都田地区内で2~3度、見かけましたが、魔よけ?まじない?  

「吹きすさぶ風がつべたい(訳/冷たい)けど、今日は古墳日和だねえ♥」
「何を持って古墳日和というのか、私にはよくわかりませんが、
古墳ってとどのつまりはお墓でしょ。それってつまり、今日はお墓参りってこと?」
「あ~あ~あんずったら、ロマン足りなさすぎ」
「……」

静岡駅から8時6分の東海道本線に乗車し、掛川から天竜浜名湖鉄道(以下、天浜線)に乗り換え、都田に到着。
 天浜線はいつ乗ってものどかだなあ。あ、そうそう天浜線は『後のり前降り』だから気をつけて、あんず。

身支度を整え、都田駅を出発したのは10時12分。
まずは1つめの見徳{けんとく}古墳をめざします。
駅から迷いに迷って、倉下橋を渡り、通りすがりの人を呼び止めては道を聞き、
現代の墓石が並んだ墓地のなかに、見徳古墳を見つけたのは、10時49分のこと。
シンプルに、駅から都田総合公園をめざせばよかったのに、最短距離にこだわり過ぎたばかりに迷走。
教訓→急がばまわれ

見徳古墳は、見晴らしのいい丘陵{きゅうりょう}の山頂にありました。
復元かと見間違えるほどに、きれいな形の古墳。
なんとこの古墳、なかにも入っていいのだそう。
エジプトでいえばまさにピラミッド探検♥だがしかし、入口に布団が敷いてあった(いったいだれの?)ので
何となく気が引けて、今回は遠慮しときました。
しかしながら、じつにいい古墳でした。
うっとりしながら熱弁する春の横で、げんなり黙するあんず。

写真2

7.六世紀前半に築かれた郷ヶ平古墳。かつてこの周辺には7基の古墳があった  8.あんずのチョイスはコロッケサンド  9.あんず大フィーバーの無人販売  10.この看板を目印に右折  11.12.恩塚山古墳への道しるべ  13.14.七世紀前半の恩塚山古墳。遺体を埋葬する石室が横長で県内では唯一のもの。いやはや感心しきり  

今きた道を戻り、県道318号線沿いを西へ。
今日の私たちのひそやかな野望、それは昼食を浜松大学の学食で食べること。
この案につられて、あんずも今回の古墳巡りをしぶしぶ了承したようなもんです。

「でもさあ、大学まで、先は長いから、そこのコンビニでパン買っとかない?」

その日初めて遭遇した沿道のコンビニに立ち寄ります。手づくりサンドイッチの種類の豊富さにびっくり。
右前方に浜松大学の校舎を見ながらバス停・中津を左折し、薬師坂を登ってゆきます。
目印となる老人ホームが見えてきました。

受付で「この近くに古墳があるらしいんですけど」と聞くと、少しけげんそうな顔で教えてくれました。。

「古墳のありかを聞く人なんて、いないからでしょ」

老人ホーム裏手の郷ヶ平古墳に11時49分到着。
資料には前方後円墳と書かれていたけど、間近過ぎて、その形はちょっとよくわからなかったな。
小高い土盛りに、木々が茂って小さな林のようになっていました。
かわいらしい♥

「なんだかお腹すいちゃった、パン食べない?」
「そうしましょう」

郷ヶ平古墳そばの屋根のあるバス停に腰を降ろします。
寒い…遠州の空っ風を体感しながら、ことば少なにもぐもぐパンを食べます。
20分ほど休憩し、バス停まえの無人販売で、あんず大フィーバー!ののち、最後の古墳に向けて出発進行。
格安の無人販売に、ほんの少し機嫌がよくなったあんず。
『まっちゃんギョウザ』の看板がある交差点を右折し、県道318号線を横切りそのまま直進。
発電所を左に見ながら、なだらかな山道へ右折。
古墳を示す標識もないのに、ほんとにこの道で正しいのか?すご~く不安になりましたが、結果的に大丈夫。
道は恩塚山{おんづかやま}古墳に続いていました。
なんと私たちは正規ルートの裏道から、登っていたのです。
おお、達人みたい…
遠くの山の頂きに風車が見えます。

「この古墳が今回の目玉なのよ、すご~いドキドキしてきた♥」
「ふうん(←興味なさげ)」
写真3

15.イガイガ栗のカーペット  16.浜松大学の学食テーブル  17.眼下に見える浜松大学  18.来る予定のなかった浜松駅まえ  19.本日のごほうびを食す  

古墳間近になって現れた標識に沿って、脇道に入っていきます。
13時11分、ひっそりとした森のなかに、その古墳はありました。
すごい…鳥肌がたちました。
草木に覆われていましたが、大きな石が側面にしっかり組まれた円墳。
入口から奥をのぞきこむと、大きな四角い石がはめ込まれていました。
うわあ…なんてデザイン性の高い古墳の室内なのかしら♥
ひとしきり眺め終え、うっとり夢心地で下山。

「さあ、学食に行きましょう♥」

田畑のなかにど~んと構える浜松大学の広いこと。
校舎は見えるのに、なかなか近づけません。
大学の学食なんて何十年ぶり?わくわくしながら、13時46分、敷地内に足を踏み入れました。
想像してたよりもがらんと人けのない食堂。おや…?

「おお、私は日替わり定食にしよっと」チャリン、ガチャン。へ?お金が戻ってくるのはなぜ?
「春、発売中止になってる(ぼう然)」

なんと30分ほどまえに学食は終了してました。
そんなばかな…自分の感覚では朝から晩まで学食はやっているものだと思っていたのだが。
厨房で片付けをしている人がいたので

「す、すみません。もうおしまい?何にもない?」

とすがるように聞いてみると、カレーならできるとのこと。

「どうする?」
「帰りましょうか…」

浜松大学をすごすご退散し、天浜線・浜松大学駅に向かいます。

「みて、春。浜松行きのバスがもうすぐ来ますよ」

校門そばのバス停・浜松大学東のタイムテーブルを眺めていたあんず。
天浜線で掛川に戻るか、浜松行きのバスに乗るか…しばらく顔を見合わせていましたが、浜松行きを選択。
13時56分の遠鉄バスに乗車し、浜松駅に到着したのが15時7分。駅地下の甘味処で、スイーツを喰し、JRで静岡に帰りました。
大学の学食は無念でしたが(あんず大暴れ)、古墳巡りには満足満腹な1日でした。古墳好きなみなさん、ほんとにオススメですよ♥(春)

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