静岡発。ウォーキング情報

タン編探検隊が利用した運賃

行き…東海道本線 ・静岡→熱海(1,320円)
路線バス・熱海駅→熱海港(230円)
高速船・熱海港←→初島港(往復2,600円)

帰り…路線バス熱海港→熱海駅(230円)
熱海→静岡(1,320円)


地図を見る


3年まえのウォーキングで高台の足湯から眺めた初島。
ええ〜っ? あそこ静岡県なの!? いつか行こうよ、
なんて言いながら実現してませんでした。
ということで、最終回は初島。
事前にフェリーの運航状況をホームページでチェックしていると
『強風のため運休』という日が多々ありました。
うえええっ…心配性な私・春の苦悩が始まります。
電話でフェリー会社に問い合わせると
「毎朝7時ごろ、その日の状況がホームページで更新されるので、
それを確認してください」


「そんなこと言われても、静岡を7時まえには出発するから、
もうそちらに向かってるんです」

「そうしたら前日の夕方、連絡ください。
おおよその波や風など予想できますから」

「でもたとえ島に渡れても、途中で運休が決まったら、
私たち島に泊まりですか」

「そういう場合、島内放送が流れますから注意していてください」

ああ心配だ、心配だ…おろおろしながら、
前日、フェリー会社に確認し、決意を固めます。
静岡から6時43分の東海道本線に乗車し、熱海で下車。
駅まえ、7番線バスのりばから、熱海港行きのバスに乗車します。

あんず(以下、あ)
「バスの車内アナウンスが
昭和なおばさまの声だね(ひそひそ)」

声の説明がなんともうまくできないのですが、
聞いてもらえれば言いたいこと、わかるはず。
熱海港で下車し、窓口でフェリー乗船券(往復)を購入。
8時20分出航のフェリーに乗船します。


写真1

1.フェリーに乗って前方に見える初島をめざす 2.往路に乗船したフェリーが初島港に停泊中 3.ウェルカムな初島港  4.早朝の食堂街 5.1967年、終日受電が可能となった点燈記念碑 6.あんず大はしゃぎのイカトイレ 7.天気良好、風も強くなく、海の色は藍色でした 8.コンクリの周遊路 9.切り出した石材が残る、江戸城石垣採掘跡 10.ベルベットのような素材のヤシの花

「あれ? 今船に乗ってきた女の人、
さっきバスいっしょだったけど。熱海港では降りなかったよ」
「ふ〜んそうなんだ…
そんなことより、無事に出航する船に乗れてよかったよ(じ…ん)」

フェリーに乗ってのウォーキングは、西伊豆の土肥ぶり。
地下は靴を脱いで寝転べるフラットな広間、2階はベンチシートが並びます。
ベンチシートで、持参したおむすびを食べるタン編探検隊。
30分であっという間に初島に到着しました。
下船したら、あんずが注目していた女の人が、
まえを歩いていたので、声をかけてみます。

「ねえさっき、熱海港でバス降りませんでしたよね?
(←私・春は見てなかったけど)
なのによくフェリーに間に合いましたねえ」
女性
「そうなんです。1つ先のバス停で降りて、
ロープウェイに乗ろうと思ったんですけど、
時間が早すぎてまだ動いていなくて。
じゃあフェリーに乗ろうかな、と思って
歩いて熱海港まで戻ってきたんですよ」
「(驚愕)!! へ、へえ…そうなんですかあ」

身支度を整え、9時18分ウォーキングスタート。
島をぐるっと囲む周遊路を、イメージとしては∞{むげん}マークのように歩く予定。

「ねえ、さっきの人のハナシ聞いた?
ロープウェイに乗れなかったから、フェリーに乗ったって!
なに、その思いつきな感じ!?
私は何日もまえから、フェリーが欠航しないか、やきもきしてたのにさあ」
「まあまあ、そのぐらいのほうが、いろいろラクですよ。
変なとこで春は考えすぎなんだから」
「私は着替えと化粧落とし持ってきたからね」
「へ? マジっ(しかも自分だけかよ)」

海岸沿いの食堂街には、海鮮中心のお店がずらり。
昼食にそなえ、1軒1軒のメニューを見比べていきます。

「お? イカのトイレだ。イカだけにイカす? いや、イカがわしい?」
「…(スルー)」

濃い色の海を見ながら、海岸沿いを歩きます。
振り返れば、富士山の頂上がちょこっとだけ、見えました。


写真2

11.初島灯台…参観時間/10時〜16時●料金/中学生以上200円 12.春が貼ったみたいとあんずが指摘した標識。失礼だな 13.フラミンゴ? ラマ? の首を連想してしまったサボテンの花 14.サクラ 15.菜の花畑とサクラ 16.17. 1351年創建の初木神社 18.初島海洋資料館…観覧時間/10時〜16時●入館無料 19.資料館にて遺跡を記す資料がありました 20.竜神宮

「これが最後のウォーキングかと思うと、まったく気持ちが入らない。
風邪引いたとき、食べものの味がまったくしない、あんな感じ」
「わかります(しょぼん)」

江戸城石垣採掘跡に9時39分。
階段をのぼって、初島アジアンガーデン入園口を見ながら、道なりに前進。
初島灯台に10時4分。
灯台のなか、らせん状石段
(閉所恐怖症の私・春には、心拍数があがる狭さ)をのぼって、屋上へ。
初島を囲む360度の景色が見えました。
帰りは外階段を使って地上へおります。


「ねえ、この看板のビニルの貼りかた、どうなの?
春がやったんじゃないの(爆笑)」
「う〜ん、読めるんだからいいじゃん。
一生懸命やったと思うよ?(←人ごとに思えない)」

初島灯台をあとに島の中央を縦断する道へ。
なんと初島公園付近に、サクラと菜の花が咲いていました。


「季節の花が、誌面に活かせるなんて初めてじゃない?」
「ほんとだねえ、最初で最後だよ」
「まあまあ(しんみり)」

自動車が通れないほどの細い道をうねうねくだり、初木神社に10時49分。
ログハウスの初島海洋資料館に立ち寄ります。

「見てこのパネル! 島のなかには、
こんなに遺跡がたくさんあるらしいよ♡」
「…(スルー)」
「そうかあ、そうだったのかあ(うっとり)」

つづいて竜神宮に11時2分。
初島フィッシャリーナまで歩き、周遊路へ戻ってきます。
リゾートホテルをぐるっとまわりながら、
再び初島灯台に戻ってきました。

「ねえ、もしここで島内放送流れて、
次の船で欠航になりますって知らされても、
走れる? ムリだよねえ」
「ほんとになりそうだから、言うな考えるな。
フェリー欠航にビビりすぎだから(笑)。
今度は小学校の方向に向かっておりましょう」

写真3

21.ゴクラクチョウカ 22.東明寺 23.初島小中学校 24.島の娘・お初の悲恋の物語が遺された、お初の松 25.大西で食べたお昼 私・春は 26.あした葉かき揚定食、あんずは 27.サザエ丼 28.買いもの客でにぎわうリニューアルした熱海駅 29.ウォーキング最後のおやつ あんずが購入した 30.海苔、春の購入品 31.は、ところてんとまんじゅう

東明寺を通過し、初島小中学校に11時58分。
木造のしゃれた校舎はまるでペンションのよう。
そうして初島港に戻ってきました。
漁協スーパーをのぞいて(本州より野菜が高かった)、いよいよお昼だあ♡
さんざん悩んだあげく食堂街のなかの1軒『大西』へ。
私・春はあした葉かき揚定食、あんずはさざえ丼を、いただきました。おいひ〜♪

13時20分、初島港発のフェリーに乗船。
バンザーイ、無事に船が出航! 心底、肩の荷がおりたのもつかのま。
熱海港で下船し、はっ。

「ややっ? 13時55分のバスに乗るつもりだったけど、今13時57分…(絶句)」

猛スピードでバス停に向かいましたが、時すでに遅し…。
フェリーに乗れたけど、バスに乗り遅れるなんて。すっかり油断してました。
しょんぼり待って、次のバス(14時15分)に乗車します。
行きは使えたのに、帰りは使えないバスのICカード。なんでですの。
到着した熱海駅の駅ビルが改装されて、大変なにぎわい。
1階の土産売り場は、まるで金沢駅のように、地元の名産が大集合してました。
わなわな散策したのち、コーヒーショップでひと休み。

「終わっちゃったね…」

ほんとにね。たくさん歩いたもんだ。
前任者・大河原さんの歩いたぶんも含め、
322コースおつきあいいただき、ありがとうございました。
みなさんお元気で、さようなら。(春)

>> 一覧ページへもどる